OUR SOLUTION
ビッグデータでエリアのにぎわいを可視化するソフトウェアサービス。
街のにぎわいづくりにおいて、ディベロッパーが複合商業施設やオフィスビルなどの新施設の誘致をしたり、自治体がイベントを開催したりする際、実際のデータに基づく効果検証を含め、データドリブンな意思決定をするには材料が乏しく難しいという課題があります。また、GPSデータ、決済データ、SNSデータ、WEBアクセスデータ等のデータ分析は難易度が高く、運用の障壁となっています。
これらの課題を解決するため、『DATAFLUCT area-management.』は、エリア内の人流や消費、SNSなどのデータを可視化し、時系列やエリア間での比較分析による効果検証を可能にするソフトウェアサービスを開発します。また、エリア内の人流モニタリングにより、訪問経路や回遊スポット、混雑時間等が把握できるようになり、都市開発のインサイトとしても活用できます。昨今の新型コロナウイルスによる感染症の流行によって、人々の生活様態が刻一刻と変わり続ける現代だからこそ、その変化を可視化し、データに基づいたまちづくり・タウンマネジメントの企画・実行を支援します。
【機能概要】
1.WEB UIによるにぎわいの可視化
地図上で分析対象のエリアを選択すると、過去データおよびリアルタイムデータを収集できます。例えば、前年同時期のにぎわいとの「比較分析」ができるほか、行動属性をひもづけた人流分析により、エリア内のにぎわいの変化を捉えることも可能になります。
2.にぎわいの因果分析
にぎわいの因果となる時系列データを投入した時系列因果推論技術によって、にぎわいの因果検証も可能になります。
『DATAFLUCT area-management.』 ダッシュボードのモックアップ画面
※開発中の画面であり、今後変更となる可能性があります。
- Open Network Lab Resi-Techでの実証実験内容
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【実証実験内容】
GPSデータ、および様々なデータセットを活用して「にぎわいの変化」をとらえられるサービスを開発します。また、機械学習や因果推論等により人流変化の原因特定が可能かを検証します。
■ 「Open Network Lab Resi-Tech」について
「Open Network Lab Resi-Tech」は、デジタルガレージが運営する、人々の生活を豊かにするプロダクトやサービスを手がける全ステージのスタートアップの支援とオープンイノベーションを推進するプログラムです※1。デジタルガレージグループのグローバルネットワークとスタートアップ支援の経験を活用しながら、不動産・建設・ライフライン業界を牽引する国内の大手企業※2と連携し、事業の共創に取り組んでいます。
【WEBサイト】 https://onlab.jp/programs/resitech/
※1 第2期で当社以外に採択された事業やスタートアップなどの詳細は、本日2020年12月8日にデジタルガレージが発表したプレスリリースをご参照ください(https://garage.co.jp/ja/pr/release/2020/12/20201208/)。
※2 株式会社コスモスイニシア、株式会社竹中工務店、東急グループ、東京建物株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、野村不動産ホールディングス株式会社、阪急阪神不動産株式会社、三井不動産株式会社のパートナー企業8社。