OUR SOLUTION

株式会社DATAFLUCT(データフラクト)co2-monitoring.

衛星データを活用し、大気中の二酸化炭素の濃度と経済活動を可視化する環境モニタリングサービス

 

大気中の二酸化炭素やメタン等の濃度を測定できる温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)の衛星データを活用し、CO2の濃度と経済活動を可視化する環境モニタリングサービス『DATAFLUCT co2-monitoring.』。JAXAベンチャーとしての強みを生かした衛星データを活用する本サービスの提供により、地球温暖化の主要因であるCO2の削減を推進し、地球環境の保全に対する貢献を目指します。

DATAFLUCT co2-monitoring. サービスページ:http://co2.datafluct.com/

 

■ 開発の背景

【世界全体の課題「温暖化対策」】

CO2やメタンに代表される温室効果ガスは、大気中の濃度の増加により地球の温暖化を促進し、気候変動に影響を与えると考えられています。1997年には、温暖化防止のための国際会議「第3回気候変動枠組条約締約国会議」(COP3)が京都で開催され、世界で初めて削減数値目標のある取り決めとして「京都議定書」が採択されました。また、2015年には「国連気候変動枠組条約締約国会議」(COP21)がパリで開催され、“世界の平均気温上昇を1.5℃に収める努力をすること”や、“できるかぎり早く世界の温室効果ガス排出量をピークアウトさせ、排出量と吸収量のバランスをとること”を目標に掲げた「パリ協定」が合意に達し、翌年に発効されるなど、温暖化対策は世界全体で取り組むべき喫緊の課題です。

 

【温暖化対策の理解を深めるためのデータ活用】

衛星データを活用し、より効果的に温暖化対策について理解を深めるため、『DATAFLUCT co2-monitoring.』を開発しました。

本サービスは、大気中のCO2のデータと、国の経済規模を示すGDPや人口、土地の被覆度といったデータを掛け合わせ、時系列分析を可能にしました。これにより、エリアごとのCO2濃度と経済成長の関係性の示唆を得ることができるようになり、現在の温暖化状況のより深い理解をもとにした、未来へ向けての正しい打ち手の検討につなげられます。

今後は、地球環境に関するデータの種類を増やし、CO2の排出要因と吸収要因をより詳細に把握できる機能を搭載していく予定です。CO2を資源ととらえ、回収したCO2を燃料や素材として再利用することで大気中への排出を抑制する「カーボンリサイクル」が注目されている中、排出要因と吸収要因の可視化を実現する本サービスが、カーボンリサイクルを地域全体でマネジメントするための指針となりうると考えています。工場を新規建設する際の候補地選定にCO2吸収量の多さを検討軸として加えたり、エリアを緑化することでCO2吸収量の増加を狙ったり、事業者や地方自治体が、より効果的な温暖化対策に取り組むための参考情報として活用いただけるサービスを目指してまいります。

※コンクリートの製造過程に他の化合物を混ぜることで発生するCO2を吸収したり、プラスチックの原料や海洋微細藻によるバイオマス燃料としてCO2を利用したり、様々なカーボンリサイクルの取り組みが行われています。

衛星データと地上のデータを掛け合わせて表示

衛星が観測したCO2濃度と、CO2排出要因・吸収要因と関連があると考えられる指標(〔排出要因〕GDP、人口 〔吸収要因〕土地被覆(草地・樹木))を掛け合わせた結果を確認できます。また、メッシュのマスをクリックすると、範囲内でのCO2濃度と指標の時系列推移を確認できます。

簡単に時系列で比較できる
2010年から2019年までのデータを1年単位で表示できます。画面上を左右に分割して異なるデータを表示できるため、比較が容易です。
※表示できる年数は、指標によって異なる場合があります。データは随時更新されます。
世界中、だれでも無料で利用可能なオープンサービス

『DATAFLUCT co2-monitoring.』のWebサイトにアクセスするだけで、登録などの必要なしに無料でご利用いただけます。パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットからも利用可能です。

URL:http://co2.datafluct.com

※比較機能は、一部タブレットとスマートフォンからはご利用いただけません。

 

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