2020/11/15

生産から出荷、流通、加工・販売、消費までの“青果物のサプライチェーン”をビッグデータの活用によって垂直統合し、未来予測で最適化する。

サービス開発の背景

【生鮮領域における単独でのDXの難しさ】

現在、日本ではあらゆる産業において、業務効率化と新たなビジネスの創出を目指したDX(デジタルトランスフォーメーション)が進行しています。生鮮領域でも、サプライチェーン上での物流コストや在庫ロス、人件費の削減などの課題を解決するためDXの推進が求められていますが、もとより生産、出荷、流通、加工・販売、消費などの商流・物流が多岐に渡るため、生産管理や原材料の調達、在庫管理、販売を統合した計画は難しいといえるでしょう。
生鮮三品(青果、鮮魚、精肉)のなかでも、青果物は、物流におけるプレーヤーが多く、それらプレーヤーが小中規模ゆえに新しい仕組みを導入する難易度が高い分野です。また、青果物の価格変動が大きいため最適化が難しい、保管期間が短く在庫管理が容易でない、データが多岐に渡るため取得すべきものの見極めが困難などの理由により、サプライチェーンマネジメントのDXは進展していません。さらに、DXのためには、領域を横断しているデータを収集・整理する力、データを読み解く力、高度な分析をする開発力、それらをビジネスに活かす力が必要であり、1社単独で実行にうつすのは困難を極めます。

 

【“食のサプライチェーン”に特化した当社のDX支援サービス】

2019年1月の創業以来、“あらゆるデータを収集したデータレイクを活用した「未来予測モデルの構築」に対するニーズ”に応えるため、多種多様なデータの収集・蓄積、クラウド上でのリアルタイムの分析・活用など、データに関するフルスタックのテクノロジーを駆使し、データ活用におけるクライアントのあらゆる課題を解決、ビジネスの創出を支えているDatafluct。
なかでも、食のサプライチェーンを支援するサービスでは、農地の衛星画像や気象データ、価格データをAIで解析し、原料調達にかかわる収穫量や収穫日、市場取引価格を予測するサービス『DATAFLUCT agri.』、店舗のPOSデータや気象・人流などの外部データの活用によって精度の高い需要予測モデルを構築し、食品廃棄ロス削減に貢献するAIサービス『DATAFLUCT foodloss.』、売上管理や予約管理、発注手続きなど、サービス業における作業の自動化を補助するチャットボットサービス『DATAFLUCT intelligent.』を展開しています。
『DATAFLUCT agri.』や『DATAFLUCT foodloss.』、『DATAFLUCT intelligent.』の開発経験に加え、オープンデータのほか、“当社がこれまで展開してきたサービスで蓄積されたデータ”と“異なる業種の企業内に留まったままのデータ”を組み合わせるデータレイク構築技術や知見などの活用により、青果物のサプライチェーンのDX推進に貢献できると考え、新たに『DATAFLUCT food supply chain.』をサービスとして提供することで、分断して管理されている生産から出荷、流通、加工・販売、消費までの商流・物流におけるデータを垂直統合し、未来予測によって青果物のサプライチェーンの再構築を支援するサービスです。これにより、適切な範囲での生産量や在庫量の実現、ルートや調達コストの最適化を実現し、利益の最大化に貢献していきます。

 

※   構造化・非構造化問わず多種多様なデータを1つに集約し一元管理可能にしたデータ分析基盤