2023.11.21

九州電力が主催する、オープンイノベーションプログラム2023「ひらめきと共創」で優秀賞を受賞。非構造化データ活用で土木建築業務のDX加速を目指す

データサイエンスで企業と社会の課題を解決する株式会社DATAFLUCT(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:久米村 隼人、以下「DATAFLUCT」)は、九州電力株式会社(本店所在地:福岡県福岡市、代表取締役 社⾧執行役員 池辺 和弘)が主催する、オープンイノベーションプログラム2023「ひらめきと共創」で優秀賞を受賞しました。

今後は、土木建築プロセスで活用されていない非構造化データを、当社の「AirLake」によって活用し、既存業務の大幅なアップデートを目指します。

九州電力オープンイノベーションプログラム2023「ひらめきと共創」について


本プログラムは、九州電力社外のアイデアと、九州電力および土木建築関係グループ会社(※)のリソースを組み合わせることで、土木建築業務の更なる成長と新たな事業の創出を目指すものとして開催されました。全国の企業、個人から総数70件を超える応募があり、6件の受賞者が決定しました。
公式Webサイト https://kyuden-hirameki.jp/

※ 西日本技術開発株式会社、西技工業株式会社、西技測量設計株式会社、九州林産株式会社

「非構造化データ活用で、土木建築業務のDXを加速する」をテーマに、優秀賞を受賞


DATAFLUCTは「非構造化データ活用で、土木建築業務のDXを加速する」をテーマに、当社のデータプラットフォーム「AirLake」を活用する施策を提案し、優秀賞を受賞しました。
現代のビジネス環境では、情報が爆発的に増加し、その管理と活用は大きな課題となっています。企業が競争力を持つためには、この大量の情報から価値ある洞察を引き出すことが重要ですが、PDFや画像などの「非構造化データ」は、AIの学習やデータ分析に活用することが技術的に難しく、多くの企業で十分に活用できていません。

「AirLake」は、社内外の非構造化データを含むさまざまなデータを、簡単な操作で収集・分析しやすい形に加工・蓄積するデータプラットフォームです。
九州電力の土木建築部門は、発電施設等を安全につくる・機能させ続けることを役割としています。社内外調整により最適化を図りながら、企画、調査・測量、設計、施工、運用までのフロー全体を管理しています。グループ各社では、各段階において実施ベースでの業務高度化/効率化に貢献しています。
今後は、九州電力で「AirLake」を活用することで、社内の非構造化データを活用し、既存業務の大幅なアップデートを目指します。

「AirLake」について

動画・画像・音声など多種多様な形式の非構造化データを活用するには、データサイエンティストによる前処理や構造化変換が必要となり、コストと時間がかかります。
「AirLake」は、簡単な操作だけで社内外の様々なデータを収集・分析しやすい形に加工・蓄積し、新たなインサイトの理解や課題の解決に役立てることができるノーコードクラウドデータプラットフォームです。東芝デジタルソリューションズ株式会社が提供する「AI OCR文字認識サービス」および「RECAIUS(リカイアス)ナレッジプラットフォーム」と連携しており、手書き自由記述を含め、書類のデータ読取から整理・共有・活用までをワンストップで行うことが可能です。

「AirLake」サービスサイト https://service.datafluct.com/airlake